これだけは押さえておきたい白ワインのブドウ品種3選!
こんにちは!
UTAです!
前回に引き続き、ブドウの品種のご紹介をしていきたいと思います。赤ワインの品種はみなさんマスター出来ましたか?私は、品種を覚える際は、そのブドウに合ったキャラクターや性格を当てはめて「この人っぽいな?」と想像することで特徴を覚えるようにしています!ぜひ参考にしてみてください!
では、今回は『これだけは押さえておきたい白ワインの品種3選!』をご紹介していきたいと思います!
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シャルドネ
世界中で愛されるスーパーアイドル。フランス原産の品種で、白ブドウの中ではトップの人気を誇ります。シャブリ、シャンパン、カルフォルニアの白と変幻自在、気候や土壌によって様々なフレーバーに変わる、まるで染まる真っ白なキャンバスのようなワインです。世界中で栽培されており、フランスのブルゴーニュでは最高の辛口ワインを生み出すことで有名です。病害やカビに強く、秋の寒さがやって来る前に収穫できる早生品種の1つでもあります。
味
アルコールは強めで、フルーティーな風味とミネラル感が口いっぱいに広がります。冷涼な産地だと青リンゴやライムなどのフレッシュな味わいに、温暖な産地で樽を使って醸造するとトロピカルフルーツのようなリッチな味わいに化けます。
香り
青リンゴや柑橘類などのフレーバーの香り。
産地
フランス(ブルゴーニュ)、アメリカ(カリフォルニア)、チリ、オーストラリア、日本(長野)など
リースリング
銘醸地のドイツでは、貴腐ワインやアイスワインなど数々の「高級甘口」の金字塔を打ち立てた糖度が高いほど品質の格が上がる甘口白の筆頭品種です。ハチミツや白い花、リンゴなどを連想させる甘美なアロマを放ち、ピュアな酸味とバランスのとれた甘みで多くの人を魅了します。もともと酸っぱいからこそ、甘すぎない、美味しい甘口になんてツンデレみたいですね。近年では、フランスのアルザスなどでシャープな辛口タイプに仕上げたワインも登場し、新たなファンを創出しています。長期熟成にも耐えられる豊かなさんを持つ品種で、ポテンシャルの高さがうかがえます。
味
シャープな酸味を感じられます。辛口だとタイトで鋭く酸味が立ち、甘口だとフルーティーで甘酸っぱい印象になります。
香り
レモンやグレープフルーツ、青リンゴ、洋梨などのフルーツの香り。
産地
フランス(アルザス)、ドイツ、オーストラリアなど
ソーヴィニヨン・ブラン
青草やハーブの香りで口の中を容赦無く、「爽やか」に仕上げる、すっきり白の代表選手です。フランスのボルドーやロワールでは白ブドウの主要品種として栽培されているほか、ニュージーランドでも作付面積が大幅に増えており、シャルドネに次ぐ人気品種となっています。色は透明感のある緑がかった黄色だが、熟成することで濃い黄色になり、まったりした余韻が加わります。
味
シャープな酸味と爽やかな後味、フレッシュな味わいで、ブドウの完熟度が高くなると果実味が上がります。
香り
青草やハーブ、ライムやレモンなどの柑橘類の香りに、清涼感たっぷりの香り。
産地
フランス(ボルドー・ロワール)、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなど
まとめ
次は、ご紹介した3つの品種を覚えてみましょう!
本日は、白ワインの品種に限定させていただき、ご紹介させていただきました!代表的な6つのブドウ品種を覚えたら、ワインの基本は押さえたも同然です!しかし、ブドウの品種は知っている数が多いほどワインの楽しみ方が広がり面白くなります。
ぜひ、試してみてくださいね!
ではまたっ!
これだけは押さえておきたい赤ワインのブドウ品種3選!
こんにちは!
UTAです!
赤ワインを飲むにしても白ワインを飲むにしても、新世界ではブドウの品種・旧世界では産地を見ることやそれ以外にも着目する視点は紹介させていただいてますが、実際にどの品種やどの産地を選べばいいのかってイマイチわかりませんよね。
といことで、今回はその中でも限局し、『これだけは押さえておきたい赤ワインのブドウ品種3選!』という事で、ご紹介していきたいと思います!
ワインに使われるブドウはどんな種類があるの?
ワインに使われる主要品種は約100~数千種類もあると言われています。覚えようと思うと、半端じゃない努力が必要そうですね。多くの種類があるブドウ品種ですが、そのトップグループに位置する主要品種というのは、6種類しかないのです。
まずはその中でも赤ワインのメジャーな3種類をご紹介します!
そもそもブドウの品種とは?
ワインはとにかく「品種」非常に大事です。リンゴであれば”ふじ”、イチゴであれば”とちおとめ”などと同様にワインで使用されるブドウにも品種があります。そして、それぞれ個性があるのです。ワインの味は、「品種」で決まると言っても過言ではないのです。
もちろん、”ブドウの産地”、”醸造された場所”、”醸造家は誰か”、”造られた年代はいつか”、”どれだけ丁寧にブドウをより分けたか”などの様々な条件によっても味は変わってきますが、基本的な味はこの「品種」が決定しています。
カルベネ・ソーヴィニヨン
「黒ブドウの王様」とも呼ばれ、赤ワイン用のブドウとして最も有名な品種です。まさに世界中で愛されるワインブドウ界の主人公的な存在ですね!たくましいボディとしっかりとした骨格を持ち、育つ場所によって多彩な一面を見せます。
ボルドーにおいては、超高級な神ワインにも化ける品種でもあります。
味
渋味、果実味が強く、余韻が後に引きます。他の品種と比べて色が濃く、タンニンも多いため、長期間熟成することにより、豊かな香りと複雑味が加わり、バランスの良い味わいになります。
香り
インク、ヒマラヤ杉、カシス、コショウなど華やかな香りが多い。
産地
フランス(ボルドー)、アメリカ(カリフォルニア)、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなど
メルロー
カルベネ・ソーヴィニヨンと双璧をなすボルドーの重要品種です。「ビロードのような舌触り」とも称されるなめらかさが魅力的です。カルベネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多く、酸味やタンニンによる渋味を柔らかくして、熟成を早める効果もあります。
味
ふくよかなボディとなめらかな口当たりです。果粒が大きく皮は薄いため、色の濃さに反してタンニンがきめ細かく、まろやかなワインに仕上がります。また、糖分を多く生成するので、アルコールが豊かな柔らかい味わいになります。
香り
プラムやダークチェリーなどの赤黒い果実香。熟成すると腐葉土やキノコのような香り。
産地
フランス、イタリア、チリ、アメリカ、日本(長野)など
ピノ・ノワール
最大の魅力は、優しくも複雑に重なる豊満な香りです。ブルゴーニュにおける最重要品種でもあります。タンニンは少なめで酸味が強く、エレガントな味わいです。ただし、ブドウの果皮が薄く繊細な為、カビに弱く、栽培が困難と言われます。また、わずかな気候の変動にも敏感で、産地の個性が味に反映されやすく、当たり外れもその分大きいです。
味
口当たりは穏やかでソフトなタッチです。果実味が豊かな一方で、酸味が強くドライな印象もあります。
香り
薔薇、イチゴやチェリーなど赤みを帯びた果実の香りは、熟成によって枯葉やジビエなどの官能的な印象に深化します。
産地
フランス(ブルゴーニュ、アルザス)、アメリカ(オレゴン)、オーストラリア、ニュージーランドなど
まとめ
まずは、ご紹介した3つの品種を覚えてみましょう!
本日は、赤ワインの品種に限定させていただき、ご紹介させていただきました!次回は、白ワインの代表的な3品種についてご紹介させていただこうと思います!
6つの代表的な品種を覚えることで、わりとすぐにご自身の好みのワインにたどり着けるようになります。今回、ご紹介した品種も何度か飲んだことのある品種もあるかもしれません。しかし、品種の特徴を意識したことがないのであれば、あえてもう一度飲んでみてください!一度味を覚えてしまえば、なかなか忘れることがありません。
ぜひ試してみてくださいね!
ではまたっ!
じわじわきている今話題の『オレンジワイン』って???
こんにちは!
UTAです!
先日、ネットサーフィン中に見つけた記事で気になったものがありました。
『オレンジワイン』って皆さん知っていますか?
本日は、『じわじわきている今話題の「オレンジワイン」って???』という事で、オレンジワインをご紹介したいと思います!
目次
オレンジワインって?
オレンジワインは、目新しいものでも流行りものでもありません。そして、その名の通りオレンジなどの柑橘類を使用し、造っているわけでもないんです!!!まさに、赤ワインと白ワインの中間に位置するもので、醸造法は赤ワインとほぼ同じですが、実は白ぶどうで造られているオレンジ色のワインのことをいいます。
なんでオレンジ色になるの?
上記より、タンニンを含み、果皮の色がつくことにより、香りとテクスチャーがとてもしっかりした濃いオレンジ色のワインが出来ます。
『テクスチャー』は、ワインの質感・飲んだときの口当たりを表す。
オレンジワインの歴史
オレンジワインは、古代ギリシャ、ローマ時代から存在します。おそらく、人類が造った最初のワインのひとつでもあるとも言われているのです。イタリアやアメリカのジョージア州ではかなり人気です。その影響もあり、アメリカでは15年前から『オレンジワイン』という呼称が与えられたとされています。
オレンジワインの製造工程
浸漬(マゼラシオン)
徐梗(じょこう)と破砕を行なった後、果汁を果皮や種子と一緒に漬け込みます。浸漬(しんし)の期間は、3~4週間、長いと数ヶ月間かける場合もある。
櫂入れ(ピジャージュ)
浸漬の途中で、色素がしっかり果汁に移るように、表面に浮かんだ果皮や種子を下までしっかり押し込む。
アルコール発酵(フェルマンタシオン・アルコリック)
浸漬の間、酵母が糖分をアルコールに転化してワインに変えてくれる。発酵途中で酸素に触れないように密閉する場合も。
澱引きと瓶詰め(スティラージュ、アンブテイヤージュ)
ワインから果皮を除去し、瓶詰めする。場合によっては、瓶詰め前にタンクや樽、壺の中でしばらく熟成させることもある。
オレンジワインの特徴と味わい
豊かな香りとしっかりとした味わいが特徴的です。白ワインよりも酸味が控えめで、加えて渋味や苦味を感じられます。
まとめ
今回は、『オレンジワイン』について紹介しました!
近年、日本で手に入るオレンジワインも増加傾向にあります。1500~2000円前後ぐらいで手に入ります!!!これを機会にぜひ買ってみてください!
ではまたっ!
ワイン通なら押さえておきたい。ワインの飲む順番!!!
こんにちは!
UTAです!
先日、ディナーを食べに行った際にふと「ワインを飲む順番でやっぱりあるのかな?」なんて思いました。数学でも基礎があるからこそ応用問題を解けますよね?私は、勉強が苦手なのですが…笑
ということで、やっぱり基礎や基準ってすごく大切かなって思いました。人に対して意見する際も根拠や理由がないと突っかかってくる方って多いですからね。(この意見は、あくまで筆者の主観です。笑)
今回は、『ワイン通なら押さえておきたい。ワインの飲む順番!!!』という事でワイン通じゃない方も押さえておきましょう!知っておくだけで注文する際に少し自信を持つことが出来ると思います!
目次
味覚
人の味覚は、あまりにも濃い味や刺激の強い味を口にするとそれに慣れてしまい、薄い味や軽い味を感じることが出来なくなってしまいます。皆さんも一度は経験があると思います。その為、味の違うワインを数種類飲む際には、飲み進める順番は実は非常に重要なんです。
オススメ!ワインを飲む順番!
基本的には、軽めのワインから重めのワインの順番で飲むのが良いと言われていますね。赤は白よりも味わいが濃いものが多いので、食事と合わせて何種類か飲むのであれば、白から赤の順番で選ぶ方がベストですね!
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発泡性ワイン
スタートは、やはり辛口の発泡性ワインですね。キリッとしたシャンパーニュやスパークリングワインがオススメです。爽やかな飲み口でどんな料理にも合い、炭酸がより食欲を増強してくれます!
辛口白ワイン
前菜には、辛口の白ワインを合わせてみてください。すっきりと軽やかな味わいは、淡白な味の邪魔をせず、調和します。軽めの若いものは、このタイミングが良いかもしれませんね!
濃厚な白ワイン or 軽めの赤ワイン
食事の中盤に差し掛かったら、料理に合わせてワインの色を選んでみましょう!はじめは、大雑把にでも大丈夫です。白が合いそうだなってものには白ワインを選び、赤が合いそうだなってものには白ワインを注文してみましょう!
濃厚な赤ワイン
しっかりとした味わいのメインディッシュには、重厚な赤ワインがぴったりですね。赤ワインは、アルコール度数が高めなので、胃液の分泌を促進し、消化をスムーズにしてくれます!まさに一石二鳥ですね!
甘口の白ワイン
食後のデザートには、甘口の白ワインがぴったりです。極甘口のリッチなタイプやスッキリした甘口タイプなど、気分に合わせて選んでみることで、心地よい余韻が続くはずです!
あまりオススメしないワインの注文
念の為、組み合わせとしてオススメしない順番や組み合わせもご紹介しておきます。私もこの飲み方してたなっていうのもあったので、皆さんも参考にしてみてください!
食事のスタートで濃厚な赤ワイン
食事のはじめに濃厚な赤を飲んでしまうと、次に飲むワインの邪魔をしてしまいます。
極甘口の白ワインの後に辛口のワイン
辛さを余計に強く感じてしまいます。辛口ワインの風味を感じにくくなってしまうこともありますのでご注意を。
力強いワインの後に繊細な味のワイン
力強いワインは、渋味も強く味わいも複雑です。続けて繊細なワインを飲んでしまうと味が感じにくくなり、物足りなくなってしまうんです。
まとめ
改めて飲む順番をおさらいしてみると、「あー間違ってたなあ」なんて思うことが多々ありました。
ちなみに最近では、料理とワインのペアリングをあらかじめ設定したコースを提案してくれるレストランもあるので、プロにお任せしてみるのも1つの案かもしれませんね!今後、記事でも紹介していきたいと思います!ぜひ特別な日にコース料理を食べに行く際などに参考にしてみてください!
ではまたっ!
今までは損してた?!必見!ワインを倍楽しむ方法!!
こんにちは!
UTAです!
社会人になると自宅やレストランでワインを飲む機会がより多くなると思います。そんな時になんとなーく飲んでいませんか?ビールを飲むように、グラスに7:3で注いでゴクッと飲んでませんか?!もったいない!!!!!
今までのワインの飲み方にひと工夫するだけで、毎日のまたは特別な日の晩酌がちょっぴり楽しくなるかもしれません!といことで、今回は『ワインを倍楽しく飲む方法』をご紹介していきたいと思います!
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目次
ワインの色を眺めてみよう。
グラスに注がれたワインを飲む前に、まずは色味や透明度など、外観をじっくり眺めてみましょう。美しい色味からワインの個性がわかるかもしれません!!!
- グラスを目の高さに持ち上げて、光源にかざして色合いを見てみる
- 白い布や紙の上でグラスを軽く傾け、ワインを上から鑑賞してみる
色の濃さ
【赤ワイン】
赤紫色→色合いが淡く、透明感があります。酸味が高く、渋味は弱い。
ルビー色→傾けた時に色合いがやや薄いです。渋味と酸味のバラ数が抜群!
ガーネット色→傾けても不透明です。渋みが強く濃厚での見応えがある。
【白ワイン】
レモンイエロー→透き通った淡い色味です!酸味が強く、若いワインの傾向!
黄色→程よい酸味とフルーティーな味わいで比較的飲みやすい!
琥珀色→濃く落ち着いた黄金色でややオレンジがかっています。コクがある!
グラスをゆっくり回してみよう。
ワインの香りは『アロマ』なんて言われるほど、香りの種類が様々です。グラスに鼻を近づけて嗅ぐだけでも十分ですが(このくらいなら私も実践中)、香りが薄い場合はグラスをテーブルに置いてゆっくり回してみましょう。空気に触れさせることで香りが開いて感じ取りやすくなります!
- 内側に向かって2~5会ほど回してみる
舌全体で味わってみよう。
ワインを口に含んだら、飲み込む前に口の中で少し味わってみましょう。ワイン全体のバランスや個性を感じることが出来るかもしれません。鼻を通る香りや飲み込んだ後に口に残る余韻もワインの個性なので、じっくり堪能してくださいね!
- ワインを『噛む』ことで、バランスや個性が口の中で広がる
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まとめ
なんとなく実践していたことでも、物事を行うことに対する根拠や理由が分かるとちょっぴり自信が持てたり、やる気が出たりますよね!そんな風に今回の記事を参考にしていただけたら幸いです!
少しでもワインの良さや楽しさが伝わるといいななんて思いながら書かせていただいてるので、今後もよろしくお願いします!
ではまたっ!
あれっ!単一ワインとブレンドワインの違い!??
こんにちは!
UTAです!
『単一ワイン』と『ブレンドワイン』の違いを皆さんは分かりますか?
初心者は、単一からはじめる方がいい!なんてよく聞きますよね。私自身、なんでかな?なんて思うこともありましたので、今回は違いについてご紹介していきたいと思います!!!
目次
単一ワイン
その名の通り1種類のブドウから造られるワインです。別名『ヴァラエタルワイン』なんて呼ばれていますね!品種ひとつひとつの違いを飲み比べて探る上でとても役に立ち、わかりやすい味のものが多いので初心者は単一からはじめるのが良い!って言われています!
そんな単一ワインの見分け方をご紹介します!
産地
新世界では、単一品種でワインを造るのが主流です。はっきりと分かりやすい味をしていて、自分の味覚に合ったワインを見つけやすいです!
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ラベル
比較的シンプルなラベルが多く、難しい用語も少ないので初心者でも読み取りやすい!また、1つのブドウ品種で造られている為、品種の名前がラベルにはっきりと記載されていることが多いです。
価格
新世界で造られているということで、クオリティーの高いワインも比較的リーズナブルな価格で手に入れられます。
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ブレンドワイン
複数のブドウ品種をブレンドして造られたワインのことを指し、ワイン造りの歴史が古い旧世界で主流となっています。 ワイン大国で造られる王道のブレンドワインは、1つの品種だけでは引き出すことの出来ない香りや味わいが生み出されます。
そんなブレンドワインの見分け方をご紹介します!
産地
旧世界ではブレンドワインが主流です。中には、10種類以上のブドウ品種をブレンドして造られるワインもあります。
ラベル
複数のブドウ品種がブレンドされている為、はっきりと品種名が書かれているワインは少ないです。その為、ブレンドワインは品種よりも産地が重要になります。その土地特有の風土や栽培、醸造方法がワインの味わいに反映されるからです。産地がより細かく断定されている方が高品質で格上と言われます。
まとめ
『単一ワイン』と『ブレンドワイン』の違いは、分かりやすいのかどうなのかは置いておいて『ストレートコーヒー』と『ブレンドコーヒー』の違いとほぼ一緒ですね!
やっぱり新世界と旧世界ってどこまでも重要な情報なんですね。私も今はまだ新世界ワインを中心に飲むようにして品種別の味をなんとなく覚えている最中です!買いに行く際の参考にしてみてくださいね!
ではまたっ!
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初心者必見!ワインの味の要素・表現ってなに?
こんにちは!
UTAです!
先日、レストランやBARなどで注文する時に表現方法を理解しておらず、なんとなく〇〇ボディと言っている自分が少し恥ずかしく感じたので、しっかりと理解した上で注文したいな!と思いました。
ということで、今回は『ワインの味の要素・表現ってなに?』ということで、解説していきたいと思います!
目次
ワインの基本要素
ワインの決め手は、ズバリ酸味・甘み・渋味・果実味・アルコール度数の5つです!各要素が合わさった総体の大きさを『ボディ』と呼び、全体の大きさが大きければ飲みごたえのあるフルボディ、中等度はミディアムボディ、小さいとライトボディと表現されます!
5つの要素
【酸味】
赤ワイン・白ワイン共に個性を表す重要な要素。強すぎても弱すぎても味わいを損ないます。酸味のあるものは、爽快感や軽さを感じられます!シャープさ、まろやかさなど、同じ酸味でも質感の違いがあります。
【甘み】
ブドウ由来の糖分のほか、アルコール分を甘みと感じることもあります。甘口のようなストレートな甘みもあれば、辛口で感じるほのかな甘みもあります。
甘味は、極辛口、辛口、中辛口、中甘口、甘口、極甘口のように表現され分かれています。製造会社によって表現が少し変わるみたいです!
主に白とロゼの味を決める要素であり、極甘口から極辛口がある。
【渋味】
果皮や種子から抽出されるタンニンが由来しており、特に赤ワインの味に厚みを与え、熟成させればさせる程タンニンは穏やかに変化します。後味に苦味を残すのが特徴ですね!
赤とロゼで重要となる要素
【果実味】
果実らしいフルーティさや凝縮感を指します。果実味が豊かで凝縮感があると、ボディに厚みが出ます。
【アルコール度数】
味のストラクチャー(骨格)を成します。アルコール度数が高いほど骨格が強くなり、他の要素とのバランスにもよりますが、どちらかと言えばアルコール度数が高いとコクと甘みを感じることができます。
エレガントで重厚な味わいを生む
赤ワイン
タンニン由来の渋味が味わいの印象を左右することが多いです。味も見た目どおりに、どっしりと重たいものが多く、度数も高めで白ワインと決定的に違うのは口当たりにエレガントな重厚感を感じられます。
原料の黒ブドウには、抗酸化物質であるポリフェノールも赤ワインには多く含まれています。
フルボディ
タンニンが強く、アルコール分が十分に感じられ、飲みごたえがあります。
ミディアムボディ
渋味やコクが程よく、シーンを選ばず楽しめてちょうど良いです。
ライトボディ
渋味やコクが軽やかでフレッシュです。
白ワイン
淡い色味の白ブドウ品種から造られ、若いもの程色が薄く、熟成するほど色が濃くなります。赤ワインは果皮や種子も一緒に醸造されるのに対し、白ワインは果皮や種子を取り除いて醸造される為タンニンが少なく、すっきりとした口当たりになります。
極甘口・甘口
色は透明に近く、緑がかったイエローや淡い黄色をしています。
熟度が非常に高い状態で収穫したブドウを使用します。
中辛口
ブドウが持つ酸味や果実味がちょうど良く、飲みやすいです。
辛口
甘みが少なく、キリッと爽やかな味わいです。
バランス
5つの基本要素と赤ワインと白ワインについて説明してきましたが、これらの割合によりワインの味と個性が決まります。ご想像の通り、要素のどれかが極端に突出しているとバランスが悪くなってしまいます。
例えば、甘味と酸味の関係です。甘味を感じ、酸味がきちんとあればバランスがとれますが、酸味がないと甘いだけのワインとなってしまうんです。
バランスって何事にも大事になってきますよね。笑
ここでも重要なんですね!
まとめ
今回は、味わいの構成について書かせていただきました。酸味・甘み・アルコール度数までは、今までもなんとなく感じられていましたが、渋味・果実味はやはり難しいですね。
バランスによって味は大きく変わってしまうし、深いですね。泣
もっと勉強したいと思います!
ではまたっ!
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