これだけは押さえておきたい赤ワインのブドウ品種3選!
こんにちは!
UTAです!
赤ワインを飲むにしても白ワインを飲むにしても、新世界ではブドウの品種・旧世界では産地を見ることやそれ以外にも着目する視点は紹介させていただいてますが、実際にどの品種やどの産地を選べばいいのかってイマイチわかりませんよね。
といことで、今回はその中でも限局し、『これだけは押さえておきたい赤ワインのブドウ品種3選!』という事で、ご紹介していきたいと思います!
ワインに使われるブドウはどんな種類があるの?
ワインに使われる主要品種は約100~数千種類もあると言われています。覚えようと思うと、半端じゃない努力が必要そうですね。多くの種類があるブドウ品種ですが、そのトップグループに位置する主要品種というのは、6種類しかないのです。
まずはその中でも赤ワインのメジャーな3種類をご紹介します!
そもそもブドウの品種とは?
ワインはとにかく「品種」非常に大事です。リンゴであれば”ふじ”、イチゴであれば”とちおとめ”などと同様にワインで使用されるブドウにも品種があります。そして、それぞれ個性があるのです。ワインの味は、「品種」で決まると言っても過言ではないのです。
もちろん、”ブドウの産地”、”醸造された場所”、”醸造家は誰か”、”造られた年代はいつか”、”どれだけ丁寧にブドウをより分けたか”などの様々な条件によっても味は変わってきますが、基本的な味はこの「品種」が決定しています。
カルベネ・ソーヴィニヨン
「黒ブドウの王様」とも呼ばれ、赤ワイン用のブドウとして最も有名な品種です。まさに世界中で愛されるワインブドウ界の主人公的な存在ですね!たくましいボディとしっかりとした骨格を持ち、育つ場所によって多彩な一面を見せます。
ボルドーにおいては、超高級な神ワインにも化ける品種でもあります。
味
渋味、果実味が強く、余韻が後に引きます。他の品種と比べて色が濃く、タンニンも多いため、長期間熟成することにより、豊かな香りと複雑味が加わり、バランスの良い味わいになります。
香り
インク、ヒマラヤ杉、カシス、コショウなど華やかな香りが多い。
産地
フランス(ボルドー)、アメリカ(カリフォルニア)、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなど
メルロー
カルベネ・ソーヴィニヨンと双璧をなすボルドーの重要品種です。「ビロードのような舌触り」とも称されるなめらかさが魅力的です。カルベネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多く、酸味やタンニンによる渋味を柔らかくして、熟成を早める効果もあります。
味
ふくよかなボディとなめらかな口当たりです。果粒が大きく皮は薄いため、色の濃さに反してタンニンがきめ細かく、まろやかなワインに仕上がります。また、糖分を多く生成するので、アルコールが豊かな柔らかい味わいになります。
香り
プラムやダークチェリーなどの赤黒い果実香。熟成すると腐葉土やキノコのような香り。
産地
フランス、イタリア、チリ、アメリカ、日本(長野)など
ピノ・ノワール
最大の魅力は、優しくも複雑に重なる豊満な香りです。ブルゴーニュにおける最重要品種でもあります。タンニンは少なめで酸味が強く、エレガントな味わいです。ただし、ブドウの果皮が薄く繊細な為、カビに弱く、栽培が困難と言われます。また、わずかな気候の変動にも敏感で、産地の個性が味に反映されやすく、当たり外れもその分大きいです。
味
口当たりは穏やかでソフトなタッチです。果実味が豊かな一方で、酸味が強くドライな印象もあります。
香り
薔薇、イチゴやチェリーなど赤みを帯びた果実の香りは、熟成によって枯葉やジビエなどの官能的な印象に深化します。
産地
フランス(ブルゴーニュ、アルザス)、アメリカ(オレゴン)、オーストラリア、ニュージーランドなど
まとめ
まずは、ご紹介した3つの品種を覚えてみましょう!
本日は、赤ワインの品種に限定させていただき、ご紹介させていただきました!次回は、白ワインの代表的な3品種についてご紹介させていただこうと思います!
6つの代表的な品種を覚えることで、わりとすぐにご自身の好みのワインにたどり着けるようになります。今回、ご紹介した品種も何度か飲んだことのある品種もあるかもしれません。しかし、品種の特徴を意識したことがないのであれば、あえてもう一度飲んでみてください!一度味を覚えてしまえば、なかなか忘れることがありません。
ぜひ試してみてくださいね!
ではまたっ!