新世界ワインの国ごとの特徴を徹底解説!!!
前回は『新世界ワインと旧世界ワインの違いと特徴』についての記事を書かせて頂きました。「大まかな違いについては分かったけど、じゃあ具体的にそれぞれの国でどんな特徴があるんだろう?」と疑問に思いました!!!
ということで本日は、ワイン初心者の方(2度目ですが私自身もです汗)のために新世界ワインの国々の特徴を詳しく解説していきたいと思います!
目次
新世界ワインとは?
ワインの新しい生産国が「新世界(ニューワールド)」と呼ばれています!!!
前回も説明しましたので、今回は簡単に。笑
初めてご覧になる方は、こちらの記事もご一緒にご覧ください!
では早速、国ごとの特徴の説明をしていきたいと思います!
チリワイン
チリワインは、日本でも近年大人気となってきています。今日本で最も飲まれている輸入ワインは下記のようにチリワイン。長年フランスワインが輸入量でトップでしたが、2015年にチリワインが抜き国別輸入量トップになったのです!
多くの人が支持しているチリワインですが、その特徴や魅力についてはまだあまり知られていないのが現状。私もその中の一人で「チリワインは安い!!」っていうことしか知りません。泣私のような印象を持っている方は多いと思います。しかし、今は世界各国に認められるまでに進化しています。そんなチリワインの特徴をサクッと知っていきましょう!!!
- ブドウ栽培に適した自然環境!(日照時間が長く、雨が少ない環境)
- 人件費が安いので、生産コストが安い為コストパフォーマンスが高い(発展途上国であるため安く抑えられ、それが価格に反映されている)
- 果実味が濃く飲みやすいワインが多い(赤ワインの主なブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンで、全体の45%強を占めている。白ワインに用いられるブドウ品種にはソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、セミヨン、ペドロ・ヒメネスなど数多くの品種がある。)
- 「チリ→日本」の輸入にかかる税金が安い!
昨年のワイン国別輸入数量(スティル)では15年に引き続きチリ産が2年連続で1位となった。07年に日本・チリ間の経済連携協定が発効、段階的に関税が引き下げられたことから手頃な価格で飲用できるようになり、また豊かな果実味や口当たりの良さなどが日本人に合うといわれ年々人気が拡大中。アサヒビール「サンタ・ヘレナ・アルパカ」に代表される500円前後のデイリーワインが引き続き大きく伸長すると共に、メルシャン「カッシェロ・デル・ディアブロ」といった中高価格帯にも伸びがみられる。
昨年は前年比98%とやや減ったものの、2位フランスとの輸入数量差はさらに広がった。売り場での露出度拡大などによりさらに認知が高まり輸入各社ともに継続的な成長を見込んでいる。<食品新聞より>
アメリカワイン
代表的なアメリカワインの生産地は、カリフォルニアです。
カリフォルニアは、アメリカの西海岸に位置し、東側にはあのロッキー山脈よりも標高の高いシエラネバダ山脈が広がっている緑豊かな地域。温暖な地域を中心に毎日のように霧が出るため、朝から昼にかけての気温上昇はとってもゆるやか。夜は冷え込むので、気温が上昇しきった昼との寒暖差が大きくなり、ブドウ栽培にうってつけの環境が年中整っています。
以上のことから、赤ワイン・白ワインはもちろん、その味も辛口から甘口まで種類が豊富です。そしてなんとアメリカワインの9割をしめるほどメジャーなカリフォルニアワイン。近年は、人気急上昇のスパークリングワインの生産も行われているみたいです!
アメリカの気候で育つブドウで作られるワインは、カジュアルな値段のテーブルワインから長期熟成型の高級ワインまで、様々なワインが作られています。そんなアメリカワインの特徴をサクッと知っていきましょう!!!
- 多種多様なワインを生み出している(赤ワインは甘味が強い、白ワインは樽の香りが強くクリーミー)
- 多くの人に馴染みやすい(個性が抑え目で、味も分かりやすい)
そして、ぜひ私が飲んでみたいワインがこちら!ボーナスが入ったら贅沢したいです。あとは、味がわかるようになったら…笑
圧倒的な知名度を誇るのは「オーパス・ワン」。カリフォルニアワインの大立者ロバート・モンダヴィとフランスワイン界の名門貴族フィリップ・ロスチャイルド男爵の共同事業としてスタートしたワイン。名前は「作品番号一番」という意味です。まさに「作品」と呼ぶにふさわしい堂々とした風格を持っています。
まとめ
今回は、新世界のワインの国ごとの特徴についてに書かせていただきました。思ったよりも奥が深くて2つの国についてしか記載することが出来ませんでしたので、引き続き明日も紹介していきたいと思います!
アメリカ、チリそれぞれの新世界ワインの特徴についてお伝えしましたので、ワインを選ぶ際の参考にしてみてください!私も早速ワインを買いに行こうと思います!まだまだ、深くまで掘り下げられそうなので、一旦は浅く、次は一つ一つの国のワインの特徴を詳しく解説していきたいと思います。
最後に、旧世界のワインと比べて歴史は浅い新世界ワインですが、世界的に高く評価されているワインもたくさんあります。そして、それぞれのブドウ品種のひとつひとつの味の特徴を知る為にも、価格的にもオススメなので試してみるのもいかがでしょうか?
ではまた!