意外と知らない…!ワインの醸造法!!(赤ワイン編)
こんにちは!UTAです!
ワインを知っていく中でやはり基本となるのは、「ワインの造り方」つまり醸造方法ですよね!美味しさや価格の違いに関してもより深く考え、理解することが出来ると思います!という事で…!
今回は『意外と知らない…!ワインの醸造法!!(赤ワイン編)』と題して書いていきたいと思います!!!!!
赤ワインの醸造方法を理解する事で自ずと白ワイン・ロゼワインの醸造方法も理解しやすくなるので読んでみてくださいね!
そもそも醸造方法とは?
醸造方法ってきこえは難しそうな感じがしますが、結論は「造る過程」の事を指しています。
醸造(じょうぞう)とは、発酵作用を利用してアルコール飲料(酒類)やその他の食品(主に液状の調味料)を製造することである。アルコール燃料等に転用する場合もある。日本語の醸造という言葉は元来麹(こうじ)を用いて発酵させるものをさしたが、現代では麹以外の微生物を用いたものも含める。
赤ワインの醸造方法
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収穫
ブドウの収穫時期は9〜10月頃(北半球)となっています。しかし、そうとは言っても全てのブドウが同じ速度で成長するわけではありません。その為mベストな状態で収穫する為に栽培者は条件一つ一つに柔軟に対応しなければならないのです。収穫方法は、手摘みと機会収穫があります。
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選果
手摘みでの収穫の場合は、十分熟した果房のみを選りすぐりながら摘み取る事ができます。上級ワインを造る際は、この収穫方が支持されています。機会収穫の場合は、完熟した果粒が、機械による振動で果房からふるい落とされ、ベルトコンベヤーが落ちた果粒を採取します。どちらにせよダメージの受けた悪い粒もある為、選果が必要となります。
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除梗・破砕
醸造前にブドウの房から粒を外し、苦味のあるヘタや柄などの果梗を取り除きます。その後、果汁を出す為にすりつぶします。
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浸漬・櫂入れ
タンクの中で2〜3週間、ブドウの果実と果汁をじっくり漬け込み、果皮の色素を果汁に移します。この時、表面に帽子のように浮き上がってくる果皮や果肉、種などの層を、色がしっかり移るように果汁の中にしっかりと押し込む(櫂入れ)作業を行います。
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アルコール発酵
色のついた果汁に酵母を入れて発酵を促し、ブドウの糖分を亜sるこーるに転化させます。果皮からは、赤い色素のアントシアニンが、種子からは渋味成分のタンニンが溶け出す。発酵期間によって色の濃淡の度合いや渋みのバランスを変えられます!
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圧搾
圧力をかけながら液体と固形物を分離する作業です。ここで搾り取られたワインは「プレスワイン」といい、タンニンや色素を多く含みます。一方で加圧される前に自然と流れ出るワインはプレスしていないのでエグミが出ず、洗練された味わいになる為良質なワインになります。
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熟成
ワインは2〜3週間かけて、タンクあるいは樽の中で熟成させ、アロマやストレラクチャーを落ち着かせます。
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澱引き
タンクの底に溜まった余分な沈殿物を除去してクリアにします。ここで酸化や腐敗を防ぐ為に、酸化防止剤として少量の亜硫酸塩を加えるのが一般的です!!!!亜硫酸塩は昔からワイン造りには不可欠なものなので、デリケートなワインの旨味や香りを守ってくれます。
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清澄・ろ過
清澄剤(たんぱく質の吸着剤)を使って浮遊物を吸着させ、ワインの濁りを取ります。さらにワインの透明度や輝きを保つために微生物や不純物をろ過します。しかし、味わいに重要な成分も取り除いてしまう可能性も高いため、近年では無ろ過のワインも少なくありません。
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瓶詰め
ワインの酸化を防ぐため、フィラー(注入機)でボトルに窒素ガスを流し込み、酸素を抜いてから注入されます。その後、コルクやスクリューキャップで栓をし、キャップシールをかぶせてラベルを貼ります。すぐに出荷する場合もあれば、瓶内でさらに熟成を進める場合もあります。
赤ワイン醸造の最大の特徴とは?
黒ブドウの果汁を果皮や種子と共に発酵させる事です!
これにより濃厚な色味が引き出されます。
まとめ
今回は赤ワインの醸造方法について書かせていただきました!皆さんの生活の中で役に立つ情報であると思いますので、ぜひ聞かれた際は説明してみてくださいねっ!
ではまたっ!