500円スパークリングワイン第1弾!!!
こんにちは!UTAです!
私の住まいの割と近くに「カクヤス」ありますっ!
コストパフォーマンスも素晴らしいのとワインの品数も多いので利用させていただいております。そんなカクヤスファンの私なのですが、いつ頃からだったかは忘れてしまったんですが、昨年末辺りぐらいからカクヤスで500円スパークリングワインを購入して飲んでみるっていうのが、マイブームになっています!
そんな500円ワインを私なりにご紹介出来たらなあと思い、今回は「500円スパークリングワイン第1弾!!!」と題して、書いていきたいと思います!
カクヤスって知ってる?
そもそも『カクヤス』とは何だろう?
そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
『東京・埼玉・神奈川・大阪にある約150店鋪からの自社配達は、
さわやか配達・さわやか接客をモットーにビール一本から送料無料で配達します!』
こんな太っ腹な酒屋さんでございます。
私は、自転車で7.8分の所にありますので、配達は頼んだことがございませんが…!
さらにさらに
ご指定本数を冷やしてくれたり、リーズナブル瓶の回収までしてくれたり、1時間ごとのお届け時間帯だったりと至れり尽くせりですね!!!
是非是非興味があれば、利用してみてくださいね!
本日の500円スパークリングワイン
さてさて本題です!本日ご紹介するのはこちらのスパークリングワインです!
ワイナリー:ボルゴ・フルヴィア
生産国:イタリア
タイプ:白・泡・甘口
品種:シャルドネ80%・ソーヴィニヨンブラン20%
エミリアロマーニャ ピアツェンツァの丘で創業者フィラーリと樽職人が出逢った1882年からワイン造りが始められました。
現代では特にコストパフォーマンスの高いスプマンテで評判のあるワイナリーとなっています。
ボルゴフルヴィアのフラッグシップスプマンテ。 爽やかで優しく包まれるような甘さ。 甘すぎず弱すぎず、ビーチサイド、ベッドルーム、もちろんランチやブランチ、デザートワインとしても人気です。
今回、記事を書くにあたって元々のコスパが気になり、調べてしまいました…。笑
だいたい1944+税って感じでした。恐るべし『カクヤス』ですね。
本当にありがたい!!!!
感想
一言で言えば、『爽やかな鼻につかない甘いスウィートワイン』って感じでした!
自分でも言ってることが正しいかどうか分かってないんですが、とにかくアルコール感がなくて飲み口の良いスパークリングワインでした!
つまみは、全然デザート系でも合うなってくらい甘いジュースのような味わいでした。
お酒が苦手・ワインがあんまりっていう方でも好きになれるような味だったので、お近くに『カクヤス』がある方はぜひ飲んでみてはいかがでしょうか?
感想の書き方は、今後修正していきますね!笑
とりあえずは、美味しいっていうこと!
まとめ
今回は、「ボルゴ フルヴィア スプマンテ ドルチェ モスカート [イタリア産 甘口] 750ml」をご紹介しました。
やっぱり甘口は飲みやすいなあと実感しました!まあでもスカッとしたい時は、けっこう辛口が美味しく感じる時もありますのでそれは、TPOに合わせましょう。
初めてにしては、けっこう楽しく書けました!!!
こうしたほうがいいとかこんな情報が欲しい!っていう点があれば、ぜひ教えてください!
ではまたっ!
意外と知らない…!ワインの醸造法!!(赤ワイン編)
こんにちは!UTAです!
ワインを知っていく中でやはり基本となるのは、「ワインの造り方」つまり醸造方法ですよね!美味しさや価格の違いに関してもより深く考え、理解することが出来ると思います!という事で…!
今回は『意外と知らない…!ワインの醸造法!!(赤ワイン編)』と題して書いていきたいと思います!!!!!
赤ワインの醸造方法を理解する事で自ずと白ワイン・ロゼワインの醸造方法も理解しやすくなるので読んでみてくださいね!
そもそも醸造方法とは?
醸造方法ってきこえは難しそうな感じがしますが、結論は「造る過程」の事を指しています。
醸造(じょうぞう)とは、発酵作用を利用してアルコール飲料(酒類)やその他の食品(主に液状の調味料)を製造することである。アルコール燃料等に転用する場合もある。日本語の醸造という言葉は元来麹(こうじ)を用いて発酵させるものをさしたが、現代では麹以外の微生物を用いたものも含める。
赤ワインの醸造方法
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収穫
ブドウの収穫時期は9〜10月頃(北半球)となっています。しかし、そうとは言っても全てのブドウが同じ速度で成長するわけではありません。その為mベストな状態で収穫する為に栽培者は条件一つ一つに柔軟に対応しなければならないのです。収穫方法は、手摘みと機会収穫があります。
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選果
手摘みでの収穫の場合は、十分熟した果房のみを選りすぐりながら摘み取る事ができます。上級ワインを造る際は、この収穫方が支持されています。機会収穫の場合は、完熟した果粒が、機械による振動で果房からふるい落とされ、ベルトコンベヤーが落ちた果粒を採取します。どちらにせよダメージの受けた悪い粒もある為、選果が必要となります。
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除梗・破砕
醸造前にブドウの房から粒を外し、苦味のあるヘタや柄などの果梗を取り除きます。その後、果汁を出す為にすりつぶします。
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浸漬・櫂入れ
タンクの中で2〜3週間、ブドウの果実と果汁をじっくり漬け込み、果皮の色素を果汁に移します。この時、表面に帽子のように浮き上がってくる果皮や果肉、種などの層を、色がしっかり移るように果汁の中にしっかりと押し込む(櫂入れ)作業を行います。
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アルコール発酵
色のついた果汁に酵母を入れて発酵を促し、ブドウの糖分を亜sるこーるに転化させます。果皮からは、赤い色素のアントシアニンが、種子からは渋味成分のタンニンが溶け出す。発酵期間によって色の濃淡の度合いや渋みのバランスを変えられます!
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圧搾
圧力をかけながら液体と固形物を分離する作業です。ここで搾り取られたワインは「プレスワイン」といい、タンニンや色素を多く含みます。一方で加圧される前に自然と流れ出るワインはプレスしていないのでエグミが出ず、洗練された味わいになる為良質なワインになります。
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熟成
ワインは2〜3週間かけて、タンクあるいは樽の中で熟成させ、アロマやストレラクチャーを落ち着かせます。
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澱引き
タンクの底に溜まった余分な沈殿物を除去してクリアにします。ここで酸化や腐敗を防ぐ為に、酸化防止剤として少量の亜硫酸塩を加えるのが一般的です!!!!亜硫酸塩は昔からワイン造りには不可欠なものなので、デリケートなワインの旨味や香りを守ってくれます。
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清澄・ろ過
清澄剤(たんぱく質の吸着剤)を使って浮遊物を吸着させ、ワインの濁りを取ります。さらにワインの透明度や輝きを保つために微生物や不純物をろ過します。しかし、味わいに重要な成分も取り除いてしまう可能性も高いため、近年では無ろ過のワインも少なくありません。
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瓶詰め
ワインの酸化を防ぐため、フィラー(注入機)でボトルに窒素ガスを流し込み、酸素を抜いてから注入されます。その後、コルクやスクリューキャップで栓をし、キャップシールをかぶせてラベルを貼ります。すぐに出荷する場合もあれば、瓶内でさらに熟成を進める場合もあります。
赤ワイン醸造の最大の特徴とは?
黒ブドウの果汁を果皮や種子と共に発酵させる事です!
これにより濃厚な色味が引き出されます。
まとめ
今回は赤ワインの醸造方法について書かせていただきました!皆さんの生活の中で役に立つ情報であると思いますので、ぜひ聞かれた際は説明してみてくださいねっ!
ではまたっ!
意外と知らない!?ワインで作るオススメカクテル5選!!!
こんにちは!UTAです!
長々と更新をサボっておりました。
1ヶ月のサボりを経て、また再開させて頂きます。笑
温かく見守りって頂けると幸いです。
という事で本題にうつりましょう!!!!
今週もワインをだいぶ嗜んでいるのですが、意外とワインをあまり飲まれない方や少し飲むけど味はそんなに…!って方は、ワインカクテルってあまり馴染みがなくて知らない方が多いなと感じました。
そこで、本日は「意外と知らない!?ワインで作るオススメカクテル5選!!!」と題していくつかご紹介していきたいと思います!
ご紹介する事で、ご自宅でより気軽にワインが美味しく楽しめると思いますので、気になった方はぜひ実践してみて下さいね!
ワインのカクテルって何種類くらいあるの?
ワインカクテルは、非常に多く数10種類ものカクテルがあります。私もまだ全種類は飲んだことがありませんね。これから試していきたいと思います!その中でも私が飲んだ中で「あっこれ美味しい!」って思ったものを紹介していきたいと思います!
ワインのカクテルってどんなものがあるの?
今日は、そんなワインカクテルの基礎を押さえたい方のために、ワインカクテルで定番の17種類のカクテルについて掘り下げていきます。
1、アディントン
2、アドニス
3、アメリカン・レモネード
4、カーディナル
5、キール
6、キール・ロワイヤル
7、シャンパン・カクテル
8、シンフォニー
9、スプリッツァー
10、ソウル・キッス
11、バンブー
12、ピーチ・レディ
13、ベリーニ
14、ベルモット・アンド・カシス
15、ミモザ
16、ローズ
17、ワインクーラー
サングリア
まずは、何と言ってもサングリアですね!皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
サングリアってわりかし飲み残してしまったりしたボトルワインで作ることができてしまうんです!私も自宅でワインを飲む機会が多いですが、ワインって数日たつだけでも品質がぐーんと落ちてしまうんですよね。泣
そんな時にオススメなのがサングリアにしてしまうことなんです!
サングリアは、基本的に赤ワインでも白ワインでも出来てしまいます。好きな果物を切って入れて、熟成するだけで出来てしまいます。これなら残り物のワインも捨てることなく、再利用出来てしまいますね!
入れるフルーツは、いちごやブルーベリー、りんごなど様々です!自分好みのサングリアを作ってみるのもいいかもしれませんね!
キティー
次は、キティーですね!これは、赤ワインのカクテルになります!
私もよく自宅で飲んでいます。
作り方は、非常に簡単で赤ワインとジンジャエールを1:1で割るだけで出来ます!
なんとも簡単で甘みとさっぱり感が特徴的ですね。赤ワインのもったり感が苦手という方もこれなら飲めるのではないでしょうか!!!
オペレーター
次は、オペレーターです!こちらは白ワインのカクテルになります!
作り方は、キティー同様で違いは、赤ワインか白ワインかという所のみです!
なので、白ワインとジンジャエールを1:1で割るだけです!
スプリッツァー
スプリッツァーは、白ワインのカクテルになります。
白ワインと炭酸水を1:1で割ります!お好みでライムを適量入れてみて下さいね!
さっぱり感を味わいたい方は、そのままでも良いかと思いますが、少し甘めの方がいいっていう方は、炭酸水ではなくサイダー等に変更して作ってみてもいいかもしれません!
キール
最後は、ワインカクテルの定番であるキールです!
よくスーパー等でも見かけるルジェ クレーム ド カシス(リキュール) を使用します!白ワインとカシスリキュールを5:1の割合で割ります!
色味が赤色なので赤ワインのカクテルかと思われがちですが、白ワインのカクテルなんです!驚きですよね!!!!
まとめ
今回は、私が飲んだことのある中でオススメのワインカクテルを紹介させて頂きました!意外と作り方が簡単でどなたでも作れるものばかりなので、これを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか!
私もまだまだ知らなかったカクテルを耳にしたので挑戦してみたいと思います!その中で美味しいものがあれば、また紹介したいと思います!
ではまたっ!
ワインを学ぶと必ずでてくる!?ワインのタンニンとは?
こんにちは!
UTAです。
ワインを学ばれている方は、すぐに耳にした言葉でしょう。私も書籍を手にするとすぐに目にしました。そしてすぐに「ん?タンニン?なんだろう。」とインターネットですぐに調べましたね。笑
全くワインを知らない方でも「タンニン」っていう言葉を知るだけでたまたま訪れたイタリアンやフレンチレストランで食事中の会話が広がります。今回は、基本に戻るということで、『タンニン』という言葉を詳しく説明していきたいと思います!
タンニンとは?
まずはじめに『タンニン』は、何と言っても赤ワインの決め手となる成分の一つなんです。ロゼワインにも含まれる事があるが、一般的に白ワインには含まれないんです!!
『ワインにおけるタンニン』とは、舌、口蓋全体が乾くような感触を与える成分です。煎じすぎたお茶を飲んだ時と同じ感覚です。タンニンがほとんどない赤もあれば、たっぷり含まれる赤もあります。タンニンの特徴は様々であり、上品であったり、渋みがあったりします。
ワインとは切っても切れない関係の化学成分が、ポリフェノールです。タンニンは、そのポリフェノール(フラバノール)の一種であり、ワイン中のさまざまな成分と結合して複合体をつくります。
タンニンには、ブドウ由来の縮合型と樽由来の加水分解型の二つがありますが、主にワインに影響を与えるのは前者のブドウ由来の縮合型タンニンです。
赤ワインの風味や色、さらに熟成など、さまざまな要因に関与する、重要な成分として知られています。
タンニンはどこからくるの?
ブドウの果皮や種、果鞭に含まれています(茎の部分は、タンニンが強すぎるため、果実の圧搾前に取り除かれる事が多い)。白ワインとは違い、赤ワインの醸造では、搾り取られたブドウ果汁に、しばらくの間、果皮と種を浸漬させています。この過程でタンニンが果汁に抽出されるのです。タンニンは、ワインにストレクチャーを与え、長熟のポテンシャルを約束する成分でもあります。
タンニンの表現方法とは?
タンニンは量の違いによって、以下の表現方法が生じます。
「口当たりがいい」
「柔らかな」
「タンニンが豊かな」
「渋い」
タンニンの特徴は以下のように表現出来ます。
「荒削りな」
「ざらざらした」
「きめ細かい」
「シルキーな」
「なめらかな」
ぜひ表現する際に使用してみて下さい!
まとめ
今回は、『タンニン』という言葉に着目し、解説をさせて頂きました!ワインを表現するには外せない表現の一つであるタンニン。今回の機にぜひ使用してみて下さい!
本日は、これから「ワインアベニュー」に初参加してきます。ワクワク、ドキドキ!楽しんで来ます!記事にもするので、ぜひ読んでみて下さいね!
ではまたっ!
ワインの香りを上手に表現するには?テイスティングワードまとめ!!!
こんにちは!
UTAです。
書籍を読んでみると、「アロマ・なめし皮・土・ハーブ」等の様々な香りの表現が出てきますね。「土・ハーブ」ぐらいならなんとなくこんな感じかな?と思いますが、「なめし皮?アロマ?」どんな香りなのだろうと戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか?
私もその中の1人です。そもそも香りの表現は何種類ぐらいあるのか、どんな香りを示しているのか、香りの嗅ぎ方など基本的な部分を解説していきたいと思います。
ワインの香りとは?
香りは、ワインの特徴や熟成度を知り、味わいを高めるためにも欠かせない要素の一つです。ワインを飲む際に最も楽しい瞬間は、「香り」を嗅ぐ瞬間と言っても過言ではないかもしれません。
ワインの香りは「アロマ」と呼ばれています。なぜ「アロマ」と呼ばれるのか。それは、ワインの香りにはアロマテラピーでも使われるリラックス効果のある成分も含まれているからなのです!人によって香りの捉え方はそれぞれですが、表現のバリエーションをある程度覚えておくと、ワインの個性を非常に理解しやすくなるはず!!!
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第一アロマとは?
『第一アロマ』:ブドウ本来の香り。
カシスやベリー、レモンといった果実の香り、青々とした森の下草、バラやハチミツのような植物の花の香りなど、比較的シンプルで想像しやすい香りのことを指します。
ブーケとは?
『ブーケ』:ワインを熟成させることで生まれる特別な香り。
ジビエなどの動物的な香り、鉱物や石油のようなミネラル香、コーヒーやキャラメルを彷彿とさせる香ばしい香りなど、ブドウからおよそ感じられるとは思えない複雑な香りを指します。
ワインの香りの嗅ぎ方
1.グラスにワインを注ぐ
香りを重要視するのであれば、飲む時よりも少なめに(グラスの3分の1以上は注がないこと)しましょう。なぜかというと、グラスいっぱいに注いでしまうと、香りが立ち上がる空間がなくなってしまうからです!
2.第一香
グラスを回さずに、一度香りを確認してみましょう。この時の香りは『第一アロマ』であり、ブドウ本来の香りを感じることができます。
3.第二香
香りを開かせるためにワインに空気を取り込みます。テーブルの上もしくは、空中で円を描くようにクルクルとグラスを回した後に感じられる香りは、『ブーケ』であり、熟成させることで生まれる香りを感じられます。香りがあまり感じられない場合は、しっかりと回してみましょう。
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赤ワインの香りの種類
- 果実系(ダークチェリー、野いちご、いちじく等)
甘みと酸味が感じられるフルーティーな香り。赤ワインには、特にベリー系の香りが多く、熟成期間によっても香りがより強く感じられたりすることもあります。
- 植物系(枯葉、マッシュルーム、腐葉土等)
草や野菜の香りは、若い赤ワインの表現で使用されることが多いです。熟成させることで、枯葉の香りが感じられることもあります。
- 花系(カーネーション、カモミール、バラ等)
若々しい赤ワインほど、カーネーションやバラ、スミレなどの華やかな香りを帯びます。フローラルな香りが強い赤ワインを長期熟成させると、フレッシュな香りからドライフラワーやポプリのような香りに変化することもあります。
- 動物系(ジビエ、なめし皮等)
重厚な赤ワインをさらに長期熟成させると、動物特有の香りを感じ取れることがあります。なめし皮の香りは上品なイメージの時に用い、ワイルドな印象のあるジビエの香りです。
- ミネラル系(チョーク、小石、鉱物等)
ドライで素朴な香りする赤ワインに対して用いられる香りの表現です。ミネラルのニュアンスは珍しく、このミネラル香を感じられたら、ほぼ確実に上等なワインと言えるでしょう。
- トースト系(コーヒー豆、カカオ豆、キャラメル等)
木樽で熟成させることで、ブドウ由来の果実香と樽の香ばしさが融合。焦げ臭とも呼ばれています。温暖な産地のスパイシーなブドウを使うと、コーヒーの香りがしやすく、樽内での熟成期間が長くなるとキャラメルの香りが現れます。
白ワインの香りの種類
- 果実系(レモン、メロン、オレンジピール等)
強い酸味をイメージさせるレモンやライムなどの柑橘系の香りは、若い白ワインから感じることが多いです。また、ワインが熟しているほどメロンや桃のような糖度の高いフルーツの香りが現れます。
- 植物系(ハーブ、ミント、バニラ等)
冷涼な産地で造られた白ワインの場合、ハーブやミントといった爽やかで青っぽい香りが感じられることが多いです。また、樽発酵・樽熟成を経ると、甘くふくよかな香りに変化します。
- 花系(アカシア、ジャスミン、ハチミツ等)
ほんのりとした甘さとフローラル系の香りは、白ワインの香りを表現する時に高い頻度で用いられます。リースリングやシュナン・ブランは、アカシアなどの白い花のニュアンスを含むことが多いです。
- 動物系(バター、ムスク等)
香水のようなムスクは、芳香性が強く個性的。貴腐ワインなど甘口ワインから感じられることが多いです。コクがあるまろやかな香りは、赤ワインでは感じられることはほぼありません。
- ミネラル系(鉱物、石油等)
鼻腔からスッと通り抜けていくような独特の感覚があり、香りに奥行きと伸びを感じられます。「ペトロール香」と言われる石油のようなオイリーな香りは、リースリング独特な香りとして知られています。
- トースト系(アーモンド、カラメル、モカ等)
熟成された白ワインは、樽から移る木の香りや焦げた香りによって、アーモンドや燻製のようなスモーキーな香りを発する事があります。
まとめ
なんとワインの香りは、100種類以上あるんです!!!なんの香りなのか、そう簡単にかぎ当てられるわけではありません。テイスティングの専門家は、いくつかの系統に分けていて、代表的な系統とそこに分類される香りは、さらに細分化しているそうです。音楽家が音楽を勉強するのと同じで、テイスティングする人も鼻を鍛えているわけですね。
プロを目指すというよりは、より一層ワインを楽しむための知識の一つとして試していただけるといいと思います!
ではまたっ!
あなたはどっち!?ワイン愛飲家と酔っ払いの違い!適切なワインの摂取量とは?
こんにちは!
UTAです!
ワインに限らず、お酒が好きな方なら覚えておきたいですね。ついつい楽しくなってしまったり、自分の限界を知らずに飲み過ぎてしまったりした経験。皆さんもいわゆる黒歴史に思い当たる節があるのではないでしょうか?
大学でよくある飲みサーや職場での歓送迎会などお酒を飲む機会って結構あるんですよね。今回は、「実は自覚していなかった!あなたはどっち!?ワイン愛飲家と酔っ払いの違い!」という事で、大学生であれば知っていたらちょっぴり大人、社会人であれば心得ておきたい適切な摂取量を豆知識としてご紹介していきたいと思います!
パラケルススの原則
『どんなものでも、毒になるか薬になるかは、その摂取量によって決まる』
15世紀の医師、パラケルススの原則を忘れないように。
本当に簡潔に言えば、ワイン1杯が適量という人もいれば、ワイン10杯が適量という方もいるという事ですね。世界中でも髪の色が違ったり、瞳が色が違ったり、視力が違ったりお国柄がありますからね!
WHO(世界保健機関)の推奨している1日の摂取量
男性は1日3杯までが適量。
女性は1日2杯までが適量。
パーティーの時は、4杯以上は飲まないこと。
週に1回、休肝日を設けること。
フレンチ・パラドックスとは?
「一人当たりのワイン摂取量が世界一(年間50ℓ)のフランス人が、他の国民より心血管疾患にかかりにくいのは何故か?」
これは、フレンチ・パラドックスと呼ばれている。ワインは節度を持って飲むと、体に良い効果をもたらします。18の科学研究の結果をまとめた2011年の分析報告書で、適量ワイン(1日1〜2杯)を摂取すると、心血管疾患による死亡リスクが34%まで低減し、2型糖尿病、神経変性疾患(認知症、パーキンソン病)の予防に効果があることが確認されました。
以上のことからも適度な量を摂取することで、健康に良い影響をもたらすこともあるんです!
フランス人の一人当たりの肉消費量は世界のトップクラスであり、また、一人当たり年間67リットルものワインを飲みます(日本は1リットル弱).過度の肉食や飲酒は体に良くないと思われますが、フランス人は他の西欧諸国にくらべて心臓病による死亡率が低く、”フレンチ・パラドックス”と呼ばれています。これは赤ワインの中に含まれるポリフェノールによるものであろうと推測されています。
ブドウは皮,種子に多くポリフェノールを含み、赤ワインはその皮や種子を取り除かずに発酵させて作られます.赤ワイン1リットル中に4グラム程度のポリフェノールが含まれています。ポリフェノールに活性酸素消去作用があることは多くの科学者が認めるところです。これらがビタミンEと同様に,脂質過酸化を防ぎ,動脈硬化を予防しているのではないかと考えられています。日本の緑茶もポリフェノールを多く含み、同様の効果のあることが報告されています。
暴飲による健康への影響
アルコールは、肝臓、腎臓、胃、食道、咽喉、脳に害を及ぼし、肝硬変、ガンなどを引き起こすリスクもあります。毎日のように飲んでいると、耐性がつき、習慣化され、とても厄介な依存症になってしまう可能性もあります。
十分にリスクを理解した上で、飲みましょう!
ワインを飲む際の工夫
- ハーフサイズのグラスで飲む。
より満足度が欲しいという方は、ぜひハーフサイズのグラスで飲んでみてください!テイスティング会でよく使われているグラスですが、普通のグラス3杯分の量で、6種類のワインが味わえます!
- コップ1杯の水を用意する。
基本中の基本。いつも手の届く位置に置いておきましょう。
まとめ
『ワインを愛するものならば、適量を上手に嗜むべし!』
今回は、この一文を理解していただければ問題ないと思います!ちょっとした豆知識も記事の中に記載させて頂きましたので、ワインを飲む際にさらっと会話の中に盛り込んでみて下さい!笑
今日は、ちょっと息抜きでマナー的な部分について書かせて頂きました!
ではまたっ!
これを覚えればワイン通!?ついでに押さえておきたい赤ワインのブドウ品種6選!
こんにちは!
UTAです!
前回は、「これを覚えておけば、恥をかかない!」であろうブドウの品種を赤ワイン・白ワイン3種類ずつご紹介させて頂きました!このブログを読んで、「飲み比べをしてみたよーっ」って方が1人でも居てくれたら嬉しい限りです!
「これでもう、基本は押さえた!」という事で、さらに皆さんがワインを楽しめるように『ついでに押さえておきたい赤ワインのブドウ品種6選!』をご紹介していきます!今回も前回と同様に、次回の記事で白ワインのブドウ品種についても記載していきますね!
ついでに覚えておきたい12品種のブドウ
前回、ご紹介した通り代表的な6つのブドウ品種を覚えたら、ワインの基本は押さえたも同然です!しかし、さらにブドウの種類を知る事でよりワインが楽しみ方が広がります。
今回ご紹介する12品種は、世界中で栽培されている王道の国際品種や国内で手に入りやすい品種なので、身近で覚えやすいと思います!早速、覚えていきましょう!
カルベネ・フラン
みんなをサポートする名脇役。カルベネ・ソーヴィニヨンの祖先であり、より柔らかで濃縮感もほどほどです。単一品種で仕込まれると、カシスと緑の葉のアクセントがある、シルキーなワインになります。収穫時期が早すぎると、ピーマンの香りが微かに表れることもあります。主にカルベネ・ソーヴィニヨンやメルローとブレンドされることが多く、他の品種にブレンドされると上品さが加わり、スムーズな口当たりに定評があります。
味
ふくよかで、なおかつ爽やかな味わい。
香り
フランボワーズ、カシス、苔、ユーカリ、ピーマン、土、ハーブなど
産地
フランス(ボルドー・ロワール・南西)、イタリア、チリ、オーストラリア、アメリカ
テンプラニーリョ
キザで情熱的なダテ男。スペインを代表するブドウ品種で、同国の高級ワインの骨格をなします。様々なスタイルのワインを生むため味わいの特徴をまとめるのはなかなか難しいブドウの一つです。クランベリーやダークチェリーの香りがし、樽熟成によってチョコレートやなめし皮のような香りをともなう場合もあります。
味
かすかな酸味とまろやかな味わい。
香り
クランベリーやダークチェリー、チョコレート、なめし皮などの力強い香り。
産地
スペイン、ポルトガル、アルゼンチン
サンジョヴェーゼ
半島の中心部で育ち、イタリア全土で愛される品種で、定番の「キャンティ」から「珠玉(かつ高額)のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」まで様々なワインに使われます。その名は、「ジュピターの血」を意味するそうです!渋味と酸味のバランスに優れる。格式あるアペラシオンのワインの場合は、40年以上の熟成に耐えるものがあるというので驚きです!!!
味
濃いルビー色でしっかりした骨格とボディを持ち、完熟しても酸味が強くドライな味わい。
香り
フルーティーな果実香や香辛料のようなブラックチェリー、ハーブのスパイシーな香り。
産地
フランス、イタリア、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア
シラー(シラーズ)
元気でやんちゃなムードメーカー。魅惑的なシラーは、優しいスミレのニュアンスに包まれた、胡椒、ナツメグ、甘草などの強い香りを放ちます。ワインは長期熟成タイプで、単一品種で造られると濃厚でパワフルな味わいになり、グルナッシュとブレンドするとよりフルーティで飲みやすくなります。
造られる国によってオーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれ、凝縮感のあるパワフルな味わいが特徴です。一方ローヌでは、スミレや皮革の香りがします。
味
濃厚でパワフルな味わい。
香り
ダークチェリー、カシス、黒胡椒、ナツメグ、スミレ、コーヒー豆、シナモン
産地
フランス(ローヌ)、イタリア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、チリ
ジンファンデル
ダイナミックで、気の良いアネゴ肌。カルフォルニアで栽培されている主要品種であり、雨に弱く、乾燥にかなり強い品種です。濃い色調でアルコール度数が高く、濃厚な果実味とスパイシーな後味でインパクトがあります。ロゼにすると甘口になり、驚くほど優しい印象になります。しかし、現代の醸造方法と伝統的な醸造方法とでは、差が大きく品種としての決定的なスタイルはまだまだ確立されていない品種でもあります。
味
タンニンもしっかりしており、力強い味わい。
香り
プラムやカシスリキュールのような華やかな香り。
産地
アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、イタリア
マスカット・ベリーA
新潟の栽培家である川上善兵衛が1972年にベリー種にマスカット・ハンブルクを交配した日本の固有種です。病気に強く、浸潤な日本にも適応できます。日本の赤ワイン用のブドウとしては、最大の生産量を誇ります。フレッシュなタイプから樽熟成したタイプまで色々なワインが造られており、まだまだ発展途上な品種でもあります!
味わい
濃く鮮やかな色調であり、フレッシュでピチピチとした果実味が強く、酸味や渋味は弱い味わい。
香り
イチゴ、綿菓子などの砂糖を熱した時に出る甘い香り。
産地
日本(東北地方から九州地方まで)
まとめ
本日は、基礎を学んだ上で覚えておきたい赤ワインの品種をご紹介させていただきました!代表的な6つのブドウ品種を覚えたら、次は12種類楽しみながら覚えていきましょう!
このブログを読んで「なんか名前がかっこいいなこの品種!」とか理由はなんでもいいと思うので興味を持ったワインを飲んでみていただけたら嬉しいです!
ぜひ、試してみてくださいね!
ではまたっ!